浮気調査でしっかりと浮気の証拠を確保したとなれば、
パートナーの浮気が発覚したことになるわけですが、
その浮気相手に慰謝料を請求したい場合には、
一体どのような手順で行うのがいいのでしょうか。
せっかく浮気されたことへの仕返しとして
慰謝料請求すべきチャンスなのに失敗しては困りますよね。
そこで今回は、浮気相手に慰謝料を支払わせるための5つの手順を
まとめてみたいと思います!
ステップ1:パートナーと浮気相手の証拠をゲット!
まずは浮気の証拠をゲットしないと話になりません。
探偵の浮気調査はお金がかかるというイメージがありますが、
きちんとパートナーがいつ浮気しそうなのか動向が
わかっていれば、費用を軽減することができます。
そして、探偵ごとに費用は異なりますので
できるかぎり安くて安全なところへお願いすれば
全体の40%くらいは安くなります。
浮気調査にかかる大体の費用の目安は20~30万円あたりを
考えておくとよいでしょう。
一見お金がかかる感じがしますが、
この探偵の浮気調査でしっかりと証拠を手に入れれば
圧倒的に有利に裁判まで運ぶことができますので、
実際はかなりの高額な慰謝料請求で勝てることを考えると
むしろやらなければ損といえるでしょう。
自力で浮気調査する方もいますが、タダより高いものはないです。
ここは落ちついてプロの探偵にお任せしましょう!
そして、証拠が手に入ったら早速、以下の慰謝料請求へと行動を移しましょう!
ステップ2:浮気相手が直接話し合いができるか場合は示談へ!
もし、あなたが直接、浮気相手と話し合いができる場合には
話し合って請求をするのが1番です。
なぜなら、調停や裁判などになると一定期間の時間が必要になってしまうので、
その期間、あなたは思い出したくもないことを
何回も繰り返し思い出さなければいけなくなるからです。
しかしこの話し合いのとき、感情的になってしまってはいけません。
感情的に罵ってしまったりすると、相手が逆に名誉毀損などと
言い出して面倒になる場合もあるからです。
浮気相手への怒りがフツフツと湧いてくると思いますが、
話し合いで拗れた場合も想定した上で臨まなければなりません。
すまし顔で浮気調査で手に入れた証拠のコピーを浮気相手に見せて
反論できないようにしましょう。
(浮気相手にみせるときはコピーのほうがよいでしょう。本物を破かれたら台無しですので注意!)
浮気相手からさらに重要な証言も得られる可能性がありますので、
目立たないボイスレコーダーなどで話し合いの内容をきちんと録音しておき、
仕返しは慰謝料で!を念頭に感情的になることを抑えましょう。
話し合いで慰謝料の金額などがまとまった場合は、
「和解契約書(いわゆる示談書)」を作成し、
両者の署名・捺印をして保管して下さい。
このとき、支払い方法を分割にするか一括にするか決めると思いますが、
示談書の作成を拒むなど疑わしい素振りをした場合には一括請求する方がいいでしょう。
ステップ3:もし浮気相手と話し合えない場合は内容証明郵便を送りつけよう!
もし相手が話し合いに応じない、あなたが直接顔を合わせたくないなどの場合には、
内容証明郵便を配達証明付きで送ることになります。
内容証明郵便ではどのような文章をいつ、誰に送ったのかが証拠として残りますから、
相手にとって脅迫じみた内容になっていないかをチェックしてくださいね。
もし不安であれば内容証明の作成を弁護士に依頼する方がいいでしょう。
そうなると封筒に弁護士の名前も記載されますから、
相手にかなりのプレッシャーを与えることができます。
ステップ4:内容証明でダメなら調停へ
もし内容証明郵便でも納得いく結果が得られなかったり、
示談がうまくいかなかったりといった場合には、調停に持ち込むこととなります。
このとき相手の住所の簡易裁判所へ申立てを行います。
調停で折り合いがついた場合には調停調書が作成され、
裁判の判決と同等の効力を持ちます。
つまり、相手が調停で決められた内容に応じないときには
強制執行をとることもできるのです。
ステップ5:調停でダメなら最終手段の裁判へ
もし調停でもダメな場合には裁判になります。
裁判の際には確実な不貞行為の証拠が必要になります。
誰がみても不貞行為が行われていると思われる証拠が用意できなければ、
裁判を有利に進めることは難しいのです。
ここで、必ずといっていいほどプロの探偵に浮気調査を頼んだことが
生きてくるわけです。
浮気調査で旦那さんと浮気相手のラブホの出入りやラブラブな様子が
しっかりと顔が映っていて本人と確認できる映像の証拠を
掴んでおくと裁判で有利になります。
また、裁判ともなると弁護士などの専門家をたてなければいけませんから
費用もかかってきます。
慰謝料請求額はそれなりにかなりの高額なので着手金と成功報酬を合わせても
60万円ほどかかることを覚悟した方がよいでしょう。
肝心な慰謝料請求額ですが平均で200万円ほどと言われていますが
300万から500万請求できるケースもありますので、
詳しくは探偵や弁護士に聴いてみるとよいでしょう。
また、請求できる慰謝料は、相手の経済状況や、
不貞行為の期間や回数、どちらが積極的に不貞行為を
誘導したかなどによっても変わってきます。
ラブホへ1回の出入りよりも2回、3回と出入りしている証拠が
あったほうが当然有利ですし、このような証拠が多ければ多いほど
慰謝料を多く請求できる可能性が高くなります。