旦那さんの風俗通いに悩まれる奥さんは少なくありません。

「他の人に触れた手で触られるのなんてイヤ!」
という奥さんもいれば、

「相手はあくまで仕事の一環だから…」
と割り切れる奥さんもいると思います。

しかし、この風俗に通うという行為は浮気(法律でいうところの
「不貞行為」)にあたるのかどうか、わかりますか?

もし風俗が原因で離婚したい場合や慰謝料をとりたい場合、
「風俗に行く」という行為は調停や裁判ではどのように判断されるのでしょうか。

今回は、風俗に行くことは離婚理由として認められるのかなどをまとめていきたいと思います。

 

旦那の風俗通いは浮気になるの?

これは難しい問題です。
なぜなら、1回だけの場合や、通っていても毎回相手の女性を変えている場合は
「不貞行為」とは認められないケースがある
からです。

例えば何回も通いつめ、毎回同じ女の子を指名している場合には
「不貞行為」に当たるとみなされることがあります。

しかし、風俗といっても様々ですから、
実際に行為がなされるところまでのサービスを受けていないと難しいでしょう。
 

旦那の風俗通いで慰謝料は請求できるの?

旦那さんの風俗通いが元で、奥さまが精神的に追い詰められたりなどした場合には、慰謝料の請求は、旦那さんに対してなら可能です。

通常なら旦那さんと不貞行為をした相手にも請求できますが、
風俗の場合は相手が仕事の業務として行なっていて、
その料金に対しての対価以上の関係に無ければ、慰謝料の支払いを求めることはできません。

しかし、もし業務の他にプライベートで関係を持っているような場合には
請求が可能になる
ことがあります。
 

旦那の風俗通いは離婚理由になるの?

法定上の離婚理由は以下の通り5つあります。

・配偶者の不貞行為
・配偶者に悪意で遺棄されたとき
・配偶者の生死が3年以上不明
・配偶者の強度な精神病にかかって回復の見込みがないとき
・その他、婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき

このうち、風俗を「不貞行為」として離婚を請求するのはハードルが高いでしょう。

というのも、頻度や同じ女性を指名しているかによって
「不貞行為」とみなされることがありますが、
そのボーダーラインが正確に定められているわけでは無い
からです。

それよりは、「その他、婚姻を継続しがたい重大な事由」として訴えた方がいいでしょう。

またこのとき、もし風俗通いが原因で借金をしていたり、
生活費やお子さんの養育に必要な金銭にまで手を出していた場合には

「悪意での遺棄」にもあたる可能性もありますから、
よりスムーズな離婚と慰謝料の請求ができる
可能性がでてきます。

実際、風俗に足繁く通っている男性は
借金を作ってまで通うことがあるそうなので、調べてみたら図星だった・・・
なんてこともあるかもしれません。

風俗に通う旦那さんの実態を掴むのは、女性は自力ではなかなか難しいでしょうから、
もし協議離婚に応じてくれない場合には
探偵などに依頼して証拠を集めなければいけない事態にもなるかもしれません。